始まった道

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「ただいまぁ!」 親父が廊下を歩いてくる。相変わらず家の中ではいつも裸足だ。 「よう竜也、ちょっと表出ろ。」 「あ?」 親父と家の前の空き地に出た。 「なんだよ?親父。」 「お前…最近ぬるいな。俺がまた鍛えてやる。」 「あぁ?鍛えてられなくても…う゛ゎ゛っ!」 親父のパンチが竜也の頬に当たり、竜也が倒れる。
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