運命の?!出逢い。

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運命の?!出逢い。

今日も一日が始まろうとしている。 憂鬱な、この毎日に繋がる一日が。 でも、今日は少し訳が違う。 「ヤバイしマジでガチで本気でこのままじゃこの三年間無遅刻無欠席のあたしが遅刻しちゃうし!遅刻するぐらいだったら休みたいし!でもホントは遅刻も欠席もしたくないし〓ッッ」 まあ、こういう状況だと言うことだ。 別に運命的な出逢いがあったわけじゃない。 「うわまじ遅れたらやだし休むのやだしどうせならこのまま無遅刻無欠席の記録出したいしそのぐらいしか取り柄ないしあたし取り柄なくなったらあたし生きる価値ないしガンダッシュで行くしかキャァアア?!」 どんっ。 ぶつかった。 あれ?このパターンはもしかして王道の?! 出逢いパターン?! キメ顔で顔をあげるとそこには… 小さくて、かわいい女の子がいた。 一瞬、胸がきゅん、と。 なった?! いやいやいやそんなわけ。 女の子だし! 認めたくないぃ! あたしはきゅん、となんてしてません!一切!これっぽっちも! この状況もこれはこれで面白かったが、ホントに今は遅刻しそうでヤバい状態だったので、あたしは「ごめん」だけ言って走り去った。 まさかホントにその女の子が運命の出逢いの相手だとは知らずに…。
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