この小説について

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次の日からもクリーンの生活には何不自由なく1週間が過ぎようとしていた頃、町で偶然にもルイと会う。 クリーン前の話が頭によぎった。 いろいろと話した後ルイに前の話はどうするか聞かれる。 クリーンまだ悩み中なことをルイに相談する。 気にすることはないと背中を押され、ギルドに入ることを決意。 ギルドに入り、ルイの兄やマスター、沢山の人と仲良くなる一方クリーンの復習劇は進行していった。 そしてある日、ルイとクエストに出たとき、突然クリーンと言う名前は本名か問われた。 自分で付けた名前。自分の昔の記憶はないことを話す。 ルイは暗い表情のまま話をする。まるでクリーンの知らないなにかを知っているかのように。 兄から聞いた話だととある一人の少女は橙の国の姫と青の国の姫はとてもよく似ていたそうだ。 青の国に戦争を仕掛けた橙の国は人々を一人残らず焼き払ってしまった。 クリーンは手を口元に持っていき気持ち悪そうにする。橙の姫は自分1人しかいなかったからだ。 赤い炎の中、赤ん坊の鳴き声が響き渡った。城の中に入ると、そこにば青髪゙の赤ん坊がいたそうだ。 赤ん坊は少しだけ血を流し、冷たくなっていく体温。 だんだんと声まで小さくなっていった。 その時に王は自分の血を無理矢理赤ん坊の口の中に入れたんだそう。 冷たかった赤ん坊の体温が暖かくなり髪の色が青から橙になったそうだ。 しかし、目の色は青いままだった。
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