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ある日…の事であった
「…ゴホッゴホッ…」
「王様!!」
王様の手には血がついていた…
「…ハァハァ…私はもう長くない…か…あの子に私の力をそそぐとしよう…」
「しかし王様!それでは巫女の予言が!」
「当たってしもうてもよいのだ…あの子は強い子に育ってくれよう…さぁ早く…あの子をつれてきたまえ…ゴホッゴホッ」
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「王様お連れしまsバンッ
「父様ぁ!!」
誰かが思い切りドアを開け入ってきて兵士が壁とドアに押し潰された
幼いオレンジの髪、まだ7歳くらいの少女は…
王様の事を父様と呼んだが…
少女には王様の血は流れてはいなかった…
ある日
王様が外に出歩きになったとき
森に捨てられていた…赤子だった
…少女はその事は知らない
「父様ぁ!!さっきまでじいやと庭で遊んでいたのです!その時にじいやに花の冠をつくってもらっいましたどうです?似合っていますか?」
少女はくるりと回って見せた
その時老けたじいやというものも見えた
「おぉ似合っているぞ…楽しいところすまないが本題に入ろうと思う」
王様が真剣な顔をすると少女もつられて真剣な顔になる
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