プロローグ

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「ーーーよ私の後を継がぬか」 「…え」 バンッ 妃が思いっきり入ってきた 「王様!!早すぎます!いくら王様のお命がないからとて「うるさい!!」 王様が皆に怒鳴り付けた 少女は王様が怒鳴るところなど見たことがなかったからが固まっていた 「父…様…?」 王様はしまったというかのようなように顔をしすぐに真剣な顔に戻った 「妃よお前には分かってもらいたい…」 「しかし巫女の予言が当たってしまったらどうなさるというのです!?」 「その時はその時だ…」 王様は妃から目を離し少女の方に向けた 「ーーーよお主はどうだ…?」 「父様が…そう望んでいるのであれば…私はそれでも…」 王様は嬉しそうにそうかそうかと言っていた 「では儀式を始めようと思う」 --------- この一族は皆オレンジの髪色をしており強い魔力を持っていると他の一族から恐れられていた… その中でも王様が一番強かったそうだ… 王様が儀式をし、少女に後を継がせたら他の一族が攻めとこようと巫女は予言していた… しかし王様の血を継ぐものは誰もおらずあの少女しかいなかった… ---------- 儀式が始まり… まだ7歳の少女は王様の血を飲まなくてはならなかった… そして儀式が終わり数日がたち 王様は……死んだ
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