プロローグ

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「あの一族の王が死んだ!!攻めるなら今しかなーい!!みなのもの!!かかれー!!」 --------- 「殺せー!!」 「我らの力を見せつけろー!」 「ハァハァ」 森を走る若いオレンジの髪…王の妃だった 老けたオレンジの髪…じいや… そして幼いオレンジの髪子…少女だ… まだ王女になったばかりの… 「ハァハァ…くっもうここまで…ーーーはじいやと逃げなさい!!」 「!!しかし母様そしたら母様が!!」 「いいのよあなたは生きて!!一族が滅びぬうちに!さぁ早く!!じいや頼みましたよ…」 じいやは頭を縦にふり少女の肩に手をのせた しかし少女はその手を払い除け、ずっと妃のことを見ていた 「いや!!母様!!母様がいるのであれば私も!!」 「だめです!!!!なんのために父様が儀式をしたか分かっているのですか!? あなたを生かすためだったのですよ!? あなたは一族の血を継ぐもの、生きなくてはならないのです!!さぁじいや!!早くお行きなさい!!」 じいやと言うものは母様と目を合わせ少女を森えと連れていった 「いやぁぁあぁあぁぁ!!!!母様ぁぁぁぁぁぁ!!!!」 「いたぞ!こっちだ!!」
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