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「話してみろ。何かあんだろ。お前」
といって私の手をひき、屋上へ
「俺に言える範囲でいいから」
私は彼を信じゆっくり話し始めた。
『…前の学校でね、私…いじめられてたの。』
「何で…いじめられてたの?」
『私、万引きしたの』
「万引き…?」
『ぅん。前にテストでカンニングしてそれを友達に見られて、万引きしてこないと親にちくるって脅されて…』
「ふーん」
『だから、教室に入ろうとしたけどなかなかはいれなかった』
『怖いの。』
「よし!わかった。」
そういうと男は立ち上がった。私が話す間もなく彼は言った。
「お前、俺の女になれ」
『え?何で?』
「俺様がお前を守ってやるから。付き合えつってんだ。」
『そんな!ちょと!」
「俺様の言う通りにしろ!今日からお前は俺の女だ!」
彼はそういうと歩き始めた。
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