トラウマ

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席につく。 『朝はあの…どうもありがとう。急に馴れ馴れしく話したりしてごめん。』 「ふん。別にいいよ。」 彼は少しクールに答えた。 「名前…」 『えっ?』 「俺、まだ名前言ってなかったよな。」 『あっ…そういえば…』 「斎藤龍騎ってんだ」 『斎藤くん…。』 「あぁ…お前、彼女だし龍騎でいい。」 『りゅ、龍騎くん』 「くんなんていらねぇよ。」 『そんな急に!呼べないよ…』 「嫌なのかよ。」 『嫌じゃないよ!』 「じゃぁ呼んでみろ」 『りゅ、りゅ、龍騎!』 「呼べたぢゃん」 そういうと龍騎は私の頭をぽんぽんとたたく。
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