違和感

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ギラギラ光る太陽に蝉の鳴き声に頬を伝う汗。そう、季節は夏。 俺と芋女はあれからすっかりなかよくなり、今では行きも帰りも一緒だ。啓太と功には勘違いされているが…。俺達は今日も一緒だった。 「んもーっ!暑い!暑すぎる!!」 芋女が太陽に向かい叫ぶ。 「バカかお前は。太陽に叫んだところで何も変わらねぇよ。しかも声がでけぇ、余計に暑い、うっとうしい」 「はあ?!何よその態度!だいたいあんた年下の癖に最近生意気なのよ!あたしわ先輩なの!わかるー?僕?」 芋女はそう言い俺の頭を撫でる。…背伸びをしながら。 「あ゛ー!!うぜぇんだよ!だいたい年下っても1個下だろ!しかも背伸びしてんじゃねぇかチビ芋女」 俺は頭を撫でる手を払いながら半笑いで芋女に言う。 「うるさい!1個下でも年下にわ変わりない!それにチビって言うな!あんたがデカいだけよ!それといい加減芋女ってのやめろって言ってんでしょ!」 芋女は俺より明らかに身長が低い。俺は177センチくらいで芋女は155センチくらいの身長だ。 「チビにチビっつって何が悪ぃんだよ!芋女」 「次芋女って言ったら殺す」 どんっ! そう言って芋女……いや夢は俺の背中を殴った。 「いって!!…このバカ力女め」 「ふんっ!あんた罰としてアイス買ってきて」 「はあ~?めんどくせ~…」 俺達は近くのコンビニに寄った。
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