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俺達はそれからふざけあいながら道を歩いていた。
―――その時、
「………あ…」
夢は突然立ち止まる。
「…?どうした?」
俺は不思議に思い夢を見た。
えっ…。
夢は頬をほんのり赤らめ切なそうに、でも愛しそうに遠くを見つめていた。俺が見たことのない"女"の顔になっていた。
俺は夢の行く視線を辿る。
すると、遠くからこちらに向かって1人の青年が歩いてきていた。
俺はまた夢に視線を戻す。
夢はさっきと変わらない"女"の顔をしているままだった。
…!まさか……アイツが…?
俺はまた青年を見つめた。
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