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すると、その青年はこっちに気づく。
「……あれ?もしかして…近藤?!」
そう言ってそいつは夢に駆け寄った。
「……あ、うん!久しぶり!」
夢は更に頬を赤らめ、幸せそうに笑った。
「元気そうだな!去年の夏休み以来じゃね?!」
明るく話すそいつに、夢もまた笑って話す。
「そうだね!全然変わってないね、高橋も!」
「おまえもな!」
そう言って2人はまた笑う。
俺はそいつをまじまじと見つめた。
その視線に気づいたのか、そいつは
「あ、もしかして彼氏?」
そいつは俺を見つめ、夢に告げる。
「え?ううん、違うよ!一個下の後輩!弟みたいな存在かな」
夢は慌てたようにそいつに話す。
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