第2章 麻美

4/9
122人が本棚に入れています
本棚に追加
/200ページ
当時 俺は高校の頃から三年付き合っている 彼女がいた。 名前は朋子 朋子は俺がどんな馬鹿をやっても どんなに女遊びをしてもついてきてくれる女の子だった。 仲間も 「良太が1番結婚早そうだな」なんて言っていたし 俺もなんだかんだ言って結婚するんだろうな…って思っていた。 しかし人生はそんなに甘くない… 最低人間だった俺に不安を感じた朋子は 浮気をしてしまうことになる。 平日の夜はたいてい俺の家でご飯を食べていたが 食べ終わった後 二人で話していると様子がおかしい。 問い詰めると 朋子はポロポロと涙をこぼしながら 「良ちゃんごめんね…」 と呟いた… (えっ…この女は何を言っているの?) しばらく状況を理解するのに時間がかかった。
/200ページ

最初のコメントを投稿しよう!