第2章 麻美

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初めて電話をかける… 正直 「最低だね。浮気してるからバチが当たったんだよ。自業自得。」 など罵られることを想像していたが 麻美の声を聞いた瞬間 全て吹き飛んでしまった。 麻美の声は透き通っていて聞いているだけで安心感が湧いてきた 話し始めると 麻美は黙って聞いてくれた。 俺は自分がどんなに最低で酷いことをしたか どんなに彼女を傷つけたかを正直に話した。 一通り話し終えた後 麻美が口を開く 麻美「自分のことをそこまで悪く言えるのは反省している証拠だよ 良君ならきっと変われるよ」 俺はこの言葉に救われた。 今までやってしまったことは消せないけど 同じ過ちは繰り返さない そう心に誓った。
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