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とりあえず 携帯を充電BOXにぶち込み
ニュース 漫画を見て時間をつぶした。
時間は夜の8時 携帯の充電も終わった頃であろう
俺は1階に降り 携帯をBOXから出して 部屋に戻った。
ビデオBOXの外には泊まることができない客が溢れていた。
早めに部屋をとっておいて正解だった。
相変わらず電話は繋がらないので
家族にメールをする
まずは母親からだ!
「生きてるか?」とメールを打つと数分後…
母「生きてます。家はめちゃくちゃで電気も水も出ません。今日は避難所に泊まります」
と返事が来た。
面倒なので親父のことも聞いてみる
「親父は生きてんの?」
母「知りません。」
(ぐっ…どうなってるんだこの夫婦は)
親父の携帯にメールを入れてみるが返事はなし
俺は瞳を閉じ両手を合わせた。
が 親父はのほほんと生きていた。
後日 ビデオBOXで黙祷していたことを伝えると
「勝手に殺すな!」と怒っておった。
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