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元治元年 六月五日。
京、三条小橋池田屋で
会合を開いていた志士達は
突如現れた新撰組により
次々と捕縛されてしまう。
死者も少なくはなく
そんな激闘の中
新撰組永倉新八は親指の付け根を斬られ
藤堂平助は額を斬られた。
そして沖田総司は吐血。
一躍新撰組の名を
全国へと轟かせた池田屋事件。
これより新撰組は時代を
駆け抜けることとなる。
しかし負傷者の情報は
ほとんどの者は知る事はなかった。
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