◇悲劇は突然に…◆

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時は遡ること 500年前…。 「五雷牙ーッ!!」 キャンッ 小さな犬が声のする 少女のもとへかけよった。 しかしただの犬ではない。 からだは雷におおわれ 実体を持っていない。 電気を通すものは全て 通り抜けることができる。 そしてこの物語の主人公である少女の守護霊だ。 その少女の名は 「神奈月ーッ!!」 少女は五雷牙とともに ふりかえった。 「父上ッ!!」 この男性は神奈月の 父親、唯一の肉親である、桜井睦月である。 そして… 「よし飯だッ!!」 「わぁぁいッ!!」 この『稲妻村』の 村長………… 雷を司る神である。
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