幸運と不幸…1

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「けいちゃんはいいが… 『今日は起きられたんだ。』と言う発言はまるで俺が自分で起きられないみたいじゃないか。」 「だって起きられないじゃん。」 グサッと心に槍が刺さる。 「そ それはだな… 起きられないんじゃなくて… えっと… あれだ あれ その… … すみません!1人じゃ起きられません!!」 「いいよ~ 起きられなくてもけいちゃんはけいちゃんだよ~ いつでも私が起こしてあげるから!」 えっへん!とする七御。 俺としては、ありがたいやら恥ずかしいやらで、なんか情けない。
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