10人が本棚に入れています
本棚に追加
少女の微笑みはとても儚く深い哀しみをたたえていて……綺麗だった
まるで“斬って”と言われているようで…
僕は何故か動けなかった
だが少女が何者か分かった訳では無く、けれど僕もそろそろ帰らなくちゃいけない
悩んだ挙げ句 一緒に連れて帰る事にした
少女に一言「おいで」と言うと猫の様に大人しく着いてきた
無用心と思いつつ少女が逃げないように手首を掴む……僕はまた驚いた
あまりに細い手首だったのだ
驚きながらも少女を連れて帰ると門には人影が……
最初のコメントを投稿しよう!