出会い

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慌てて眼を開けると目の前には仁王立ちしている母の姿があった そして片付けて忘れた食器を見て 「これ…何?」 と低い声で一言呟く 母のその声を聞いた瞬間全身に震えが走り鳥肌がたつ…これから起こるであろう出来事を簡単に予想出来るからだ 「すみません」 やっと私の口から出た言葉は蚊の鳴くようなか細い声だった
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