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「リグッドとは誰だ?」
「キミが昨日一回戦で戦った相手だよ」
「――ああ、あの雑魚か。」
雑魚……
可哀想な扱いだなぁ、否定はしないけど。
「で、どうする?要求を飲むのかい?」
「飲んでもいいが、深夜0時まで待たせるのも悪いだろう」
主にアイリスにだろうね。
わかるよ。
「ならば、こちらから出向いてやるまでだ」
「優しいね、グレイサー。じゃ、まずは夕飯食べようか」
腹が減っては戦はできぬ。
そう諭して私はグレイサーの口に……
「もごっ!?」
その辺にあった茶菓子を突っ込んでやった。
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