Third Day

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「でも、居場所わかるのかい?」 私が突っ込んだ茶菓子を飲み込み、落ち着いたグレイサーに改めて聞いてみた。 「イヤリングから情報を読み取ればいいだろう」 そう言って私にイヤリングを突きつけるグレイサー。 自分でやる気はないらしい。 あ、でも魔力が使えないから今のグレイサーには無理か。 ……都合のいい奴め。 「……これは貸し1つだよ?」 「構わん。早くしろ」 切羽詰まってるなぁ~…… ま、いいよ。 ちゃんと貸しカウントに記録しておくからさ。 .
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