最初の記憶

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「パパ~!早く早く~!」 住宅街の一本道を走りながら 後ろで歩いている父親に 手を降る私。 これが鮮明に覚えている 私の最初の記憶。 ナナ、3歳。 ナナ「パパ、ナナのお家どこ?」 パパ「お城までもう少し! 肩車しましょうか?お姫様」 ナナ「うん!!」 背の高いパパに肩車をしてもらうと 見える世界がまるで違い 本当にお姫様になったような気がした。
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