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薄暗い通路でただひたすら目標が来るのを待っていた
抱えるように持っていた銃のライトで空気中のホコリが照らされる
ふと左手が手汗でじっとり湿っていることに気づき、ズボンで拭き取った
「…………まだかよ」
そう言い銃を抱え直し再び気を引きしめた
通路から頭を出すと向こう側でなにか光った
その後の「ドン」っという音により銃の発砲による光だと分かり引金に指をかけた
「竜次!!そっちに行ったぞ!!」
自分の名前を呼ばれ通路に出る
すると遠くから今回の「目標」が自分に向かってくるのが見えた
すかさず目標に銃口を向け引金を引いた
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