浩一

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「鈴木浩一君ね。じゃ明日から来てもらうから」 「ありがとうございます!」 よっしゃあ!合格だぜ。まあ、ホストの面接なんて見るのは顔ぐらいのもんか。 夜遊びが得意な俺も明日のことを考えるとちょっと緊張する。 翌日、俺はホストになった。といってもまだ、ホスト見習いといった所か。 客がブスのおばさんばっかりだったら最悪だと思っていたが、まあ大丈夫なようだ。 これからガンガン稼いでやるぜ! よし!ライバル達はどんな奴らだ? ほほう、なかなか手ごわそうな。おっこの人には勝ってるんじゃね?俺の顔。 あとは……。 ん?なんだあのおっさん。雑用か?いや、それにしちゃ俺達みたいな服してるな。ってマジかよ!? うわあり得ねぇあのおっさん。客なんて来ねーだろ。
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