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「イカレてる…」
そう呟くと
「あら、あなたは人殺しになりたいの?今ここで彼は死ぬ。殺したのはあなた。それを無かった事に出きるのよ?迷う必要なんてあるかしら?」
それを聞いた運転手は考えを放棄し、金を受け取り去っていった。
自分は何も知らないと繰り返し呟きながら…
「さて、坊や。あなた何が起こったか分かる?」
猛が救った子供は首を横に振る。
「そう、ならもう行きなさい。次は飛び出しちゃ駄目よ。」
コクンと頷き、子供は駆けていった。
(さて、手筈は整ったわ。さぁタケル。あなたをヒーローにしてあげる。圧倒的な力と能力を持つヒーローに…)
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