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どうやら年齢の話はタブーらしい。
「あなたが~大和 猛さんですね~。伊吹 真琴と申します~。ふつつか者ですが~よろしくね~。」
さっき握っていた日本刀は何処へやら、右手を差しだし握手を求めてきた。
「あ、こちらこそお世話になります、伊吹さん。」
「真琴で良いですよ~。」
笑って腕をブンブンと振った。
「さて、紹介も終わったし…ご飯にしましょうか。」
猛は寝ていて気付かなかったが、時刻は20時。
夕飯時は少し過ぎていた。
「店屋物でいいか?今から作るとなると時間がかかっちまう。えーっと、出前出前…」
とんでもない物を生み出せる科学者達は意外と庶民じみていた。
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