併合時代の教育

7/7
166人が本棚に入れています
本棚に追加
/79ページ
「韓国 堕落の2000年史」 崔基鎬 平成13年 詳伝社より ハングルが全国民に教えられるようになったのは、 日帝時代になってからのことである。 韓日併合の翌年の1911(明治44)年から、 総督府によって朝鮮教育令が施行され、初、中、高等学校で朝鮮人、日本人の生徒の区別なく 、ハングルを必修科目とすることに決められた。 もちろん、朝鮮教育令は朝鮮人を、忠良な日本国民に仕立てることを目的としていた。 私が日帝時代に小学校へ通っていた時は、朝鮮語がよくできる日本人教師は、月2円の加俸があった。 当時の1円は今日の日本円の数万円に相当しただろう。 もっとも、昭和10年代に入ってから「皇民化教育」が強められると、日本語が強調されて、ハングルが教えられなくなった。 だがハングルをはじめて韓国民に教えた総督府の功績も、忘れてはならない。
/79ページ

最初のコメントを投稿しよう!