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私、明星 莉緒は、人ではないものに追いかけられ、仲間であるはずの人に冷やかされています。
私は一応普通の人だから、そろそろ体力の限界なんだけど、彼らは大したことないみたい…
なんたってかれこれ2時間も走り回っている。
「我が妃となってしまえば楽なものを…一体なにが気に入らないんだ?」
「なにもかもがよ!」
「姫さーん…お腹すいた……」
「………じゃあこの状況をなんとかしなさいよ~!!……ゼィ…ゼィ……」
……わざとじゃありません。いつもこうだけど、私はいたって真面目。正直疲れます。
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