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やあ、みんな♪皆はいいクラスに入れたかい?
俺はね♪
―――今すぐに、クラスを替えたいです!!!
いきなりなんだ?と思うかもしれないが、これにはちゃんとした理由がある。
①外道幼なじみが同じクラス。
②クラスの男子の大半が、俺より目立つ(泣)
③息をハァハァしながら男子生徒が俺を見ている。
以上!!!
この空間に一秒たりとも居たくないと、思ってしまった。
これって、普通の感覚だよね?
俺が絶望に浸っていると、外道幼なじみが話しかけて来た。
「幸。あんた同じクラスだったんだ」
外道幼なじみは、そう言って不快な顔をした。
ちなみに幼なじみの名前は、
花見澤 幸音(ハナミサワ ユキネ)
見た目的な特徴を説明すると、普通に可愛い。
肩ほどに切り揃えられた、黒いショートの髪に、切れ長の黄色の瞳。
しかも調度いいサイズのマウンテンが二つ程。
その上、細いウエストに制服の着こなしも抜群。
カモシカのような、綺麗な脚。
勉強も、運動も出来る、完璧な女性徒だろう……。
唯一、性格を除けば。
「何じろじろ見てんのよ。冴えない顔で私を見ないで?」
そう……この性格を除けば。
何度、コイツの発言で心を挫かされたか……。
「で?幸音…お前、わざわざそんな事言いに来たのか?」
けどさすがに、慣れた俺は、冷静に返した。
こんな事に慣れるのは、どうかと思うが………。
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