桜の季節

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夏美も洋介の様子がおかしいと感じたのだ。 「もう帰るのか?」 洋介が聞くと。 「うん。カッパ巻き旨かったよ。」 「ごちそうさま。」 そう言うと将矢達は、店を出たのだった。 そんな二人を見て鉄が 「いいダチ持ったじゃねぇか…」 と洋介に言った。 「うす…」 「洋介…ダチには…嘘通じねぇな…」 「……」 洋介は、黙って頷いた。
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