任せてトゥデイ

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 それから教室で簡単な自己紹介をしていたのだが、やっぱり峰の一人称を笑う奴らがいた。  中学でもそれがあり、俺は本気でキレた経験がある。あまりのキレように、鞘や峰が真っ先に俺を止める。  以来、二人は絶対にそんなことをからかわれても気にしないから、もうあんな風にならないでと言われている。それもあの二人は、泣きながらそう言ったのだ。  あの時、二人を笑った奴以上に、俺は二人を悲しませたのかもしれない。  だから俺は、あいつらが一番悲しまないようにこの件を終わらせるつもりだ。  そして俺も軽く自己紹介を済ませて、四月朔日さんも名前だけの自己紹介を終わらせる。  しばらくしてクラス委員等を決めてから解散。俺と峰は、図書委員になった。  ちなみに四月朔日さんは保健委員だった気がする。  そして放課後、俺と峰は、玄関で鞘を待つ。 「わりぃわりぃ! 途中、今にも出産しそうな妊婦さんを病院まで運んだら遅れた!」 「ほう、校内にいたんだそんな妊婦」
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