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あれから10年。私はお父さんの仕事の都合で東京に引っ越すことになった。
もしかしたら…龍太郎と同じ学校かも、と期待をして。
車の中でずっと龍太郎の事を考えてた。
背は伸びたのかなーとか、かっこよくなったのかなーとか。
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――
―
そして今、学校の前。登校してる人がいっぱいいた。
私は龍太郎がいないか探した。
―…いた!龍太郎だ!
私は思い切って声をかけてみた。
美「あの…!龍太郎?」
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