115人が本棚に入れています
本棚に追加
「ん?」
ふと、土方は足を止める。
「どうかしましたか?」
足を止めて辺りを見渡す土方に、隣を歩いてた島田も足を止める。
「いや……この感じ……」
何か懐かしい感じがする。
ハッと気配を察知するのと、懐かしい声がしたのと同時だった。
「副長ぉぉぉ!!!」
ガバリと背後から何者かがしがみついて来た。
その声に聞き覚えがあり、土方は諦めたようにため息を吐く。
「……斎藤」
最初のコメントを投稿しよう!