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ある日、とある少年は思いました。
この世界はつまらない。なんて、つまらない世界なんだろう。と
ある日、とある少女は思いました。
この世界は美しい。なんて、綺麗な世界なんだろう。と
ある日、そんなとある少年と、とある少女が出会いました。
「つまらない。こんな世界なくなればいいんだ」
「美しいわ。こんなに綺麗なものはないでしょう」
少年はただ、少女を見つめた。
少女はただ、少年を見つめた。
「何をしたって変わらない。努力しようと、報われなければ意味が無い」
「努力は報われるわ。諦めなければいつか、きっと叶えられる。」
「評価されなければ消える。他人に認められなければ、生きてはいけない。」
「大事なのは結果だけじゃなく、その過程もよ。誰かに認められなくても、真っ直ぐに進むことが生きる糧となるの」
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