act.1

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『なあ、大丈夫?』 『え……』 『泣いとるから』 『…見えるんですか?私のこと』 『うん、うち強いんよ』 『そうなんですか‥』 『何かあったん?』 『‥‥‥‥』 『力になれるかもしらんから言うてみて?』 『―…実は私』 ━━━―…… 『…そっか聞かしてくれてありがとう』 『いえ、いいんです。叶わない夢ですから』 『そんなん寂しすぎる… あっ!良いこと思い付いた』 『……?』 『あんな、━━―‥。ね、ええ考えやろ?』 『…でも‥‥』 『うちのことは気にせんでええよ、できるんやろ?』 『本当に…いいんですか?』 『全然大丈夫♪』 『ありがとう…ございます‥』 『気にせんでええから じゃあ、始めようか』 『‥わかりました』 『あ、名前聞いてへんかった』 『愛川千明(チアキ)です、』 『ちあき?うちもちあきやで?村上千秋!』 『千秋さん?』 『うん、偶然ってあるもんやね』 『本当ですね。 でもなんか嬉しいです』 『うちこそ…よろしくな! 千明ちゃん』 『はいっ、本当にありがとうございます‥千秋さん』 きっとなぁ、 本当は偶然なんかじゃ、なかったと思う 名前も一緒やで? うちの力が役に立つこともあったんやもん こんな嬉しいことはない だからあとは頑張ってな? きっと、あの8人組が 助けてくれる。 ━━―…ないけど。(笑) to be continued...
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