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act.2

『できたーっ』

台所から聞こえる安の声

『ほんま？』

その声ですぐに立ち上がる大倉

カレーができたみたいや

『やっと飯か』

『今日はカレーなんやね』

亮と内も立ち上がる

『うまっ』

『味見しとらんでつぎ分けてよたっちょん』

ご飯を盛ってる安の隣で笑顔で味見しとる

『そうや、はよお前も盛れ』

それを見ながら突っ込む横

てか横、お前も人に言う前に自分の分せんかい

なんでもう、座ってんねん

『あれ、すばるくんは？』

トイレから出てきた丸がキョトンと周りを見回した

『すばるなら車に忘れもんしたって外におるで』

『あ、そうなんや』

さっき慌てて部屋から出てったからな

『冷めんうちに先に食べときましょー』

『せやな』

ダイニングテーブルに7人で囲み、席に着く

裕『ほんなら言うで？いただきます』

｢｢｢いただきます｣｣｣

何故かこんときは横が指揮る

良いとこ取りやな

『おかわり』

『早っ!!たっちょんもう食べたん？』

『うん』

『すごいわぁ』

感心する安の隣で
まだ余裕の大倉。

安は笑顔で皿を受け取りご飯を盛ってあげるそっちに感心や、と思いながらも

まぁ、毎度のこと