屋上にて

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俺の席は窓側の一番後ろなので悪くはないが…前が賢なのがちょっと残念だ。 俺は席に着いて先生が来るまで暇なのでクラスメイト観察を始めた。 明らかなイカサマポーカーでボロ負けして涙目な奴に、本を読む女子、タイトルは【妹の花園を見ちゃえ】……朝から官能小説とは…まいった。 え~と、他には…ん?なんか女子とやたら目が合うな…何なんだ?俺顔になにかついてるのか? など考えていたら教室の扉が開いて先生が入って来た。 「いや~PSPしてたら遅れちゃったよ。よし!HR始めるぞ!飯田、号令!」 飯田君が 「きりーつ、姿勢、礼」 と言うと、みんなが 《おはようございます!》 先生が 「みんな座っていいぞ。特に伝えることもないし…朝のHR終わり!今日も頑張れよ!」
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