出会い

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「待ってくれ~」 俺を走って追いかけて来るクズ。 『チッ…追いついたか…チッ』 「今二回舌打ちしなかったか!?」 『気のせいだクズ』 「クズ呼ばわりやめてくれよ…ゆ・う・君」 こいつ…!俺の嫌いなあだ名で呼んだな、何ニヤニヤしてんだよ…ぶっ殺す!! 「ん~?どうしたいきなり俺の腕を掴んでさ……おい~待てよ~腕はそんな方向には曲がら……ぎゃゃぁぁあぁぁ!!」 俺は「腕が!腕がぁぁぁ!」と叫ぶクズをその場に捨てて学校に向かうのだった。 もう少しで学校だなと考えつつ十字路に出た瞬間……
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