第一話

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その頃、桜は夏魂のうちわ作りに奮闘中.. 今回は楓の分もつくっております! 桜『やった~完成! これは楓も気に入るかな』 うちわに満足して、一息つこうとした時.. pipipi~♪ 無限大の着信音が部屋中に響く 桜『ん?』 通話ボタンを押しながら携帯を耳に当てた。 桜『もしも-』 楓『桜!!!!』 桜『えっ、どうした?!そんなに慌てて』 楓『―‥チケットが来た』 桜『あ~もうそんな時期か』 楓『それはいいとして』 桜『ん?』 楓『よく聞いてね』 桜『うん。』 楓『うちらの席…』 桜『‥席?』 楓『……』 桜『‥席が?』 楓『……』 桜『お―い』 楓『……』 桜『かえでさ―ん』 楓『……』 桜『帰ってきて-』 楓『……』 桜『たっちょん好き?』 楓『好きとも!!』 桜『やっと帰ってきた(笑)それで席って?』 楓『そう!聞いて!!うちらの席、アリーナAブロック最前列だった―ッ!!!』 桜『は?!まぢで』 楓『しかも調べたら、花道横だよ―!やばいやばい』 桜『まだ信じられない‥』 楓『うちもだよ』 桜『でもこのチャンス…』 2人『逃せないよね~♪』 桜『おしゃれしなきゃ!』 楓『うんうん、準備がかかせない』 桜『あっ、うちわ完成したよ!!』 楓『お-♪桜ありがとう』 桜『頑張ったかいがあったな』 楓『何か良いこと起きそうやない?』 桜『期待したいね』 楓『あ~たっちょんの裸見たい』 桜『こらっ、何か聞こえたよ(笑)』 楓『とりあえず最高の夏にしなきゃ』 桜『お―ッ!!!』 それから、うちらの美の努力が始まり… とうとう 夏魂を明日に控えた。 →
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