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その頃、桜は夏魂のうちわ作りに奮闘中..
今回は楓の分もつくっております!
桜『やった~完成!
これは楓も気に入るかな』
うちわに満足して、一息つこうとした時..
pipipi~♪
無限大の着信音が部屋中に響く
桜『ん?』
通話ボタンを押しながら携帯を耳に当てた。
桜『もしも-』
楓『桜!!!!』
桜『えっ、どうした?!そんなに慌てて』
楓『―‥チケットが来た』
桜『あ~もうそんな時期か』
楓『それはいいとして』
桜『ん?』
楓『よく聞いてね』
桜『うん。』
楓『うちらの席…』
桜『‥席?』
楓『……』
桜『‥席が?』
楓『……』
桜『お―い』
楓『……』
桜『かえでさ―ん』
楓『……』
桜『帰ってきて-』
楓『……』
桜『たっちょん好き?』
楓『好きとも!!』
桜『やっと帰ってきた(笑)それで席って?』
楓『そう!聞いて!!うちらの席、アリーナAブロック最前列だった―ッ!!!』
桜『は?!まぢで』
楓『しかも調べたら、花道横だよ―!やばいやばい』
桜『まだ信じられない‥』
楓『うちもだよ』
桜『でもこのチャンス…』
2人『逃せないよね~♪』
桜『おしゃれしなきゃ!』
楓『うんうん、準備がかかせない』
桜『あっ、うちわ完成したよ!!』
楓『お-♪桜ありがとう』
桜『頑張ったかいがあったな』
楓『何か良いこと起きそうやない?』
桜『期待したいね』
楓『あ~たっちょんの裸見たい』
桜『こらっ、何か聞こえたよ(笑)』
楓『とりあえず最高の夏にしなきゃ』
桜『お―ッ!!!』
それから、うちらの美の努力が始まり…
とうとう
夏魂を明日に控えた。
→
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