第一弾・零

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第一弾・零

台車に乗り届いたのは一枚の封筒。 たかが一枚の封筒を届けるのに台車を使うのは如何なものか考えつつ、封筒を手にとる。 一緒についていた書類に目を通し、空白の箇所に持っていた赤ペンで三桁の番号を書く。 もう一度見直すと近くにある無数の棚の一つに封筒と共に放り入れ、席を立った。
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