出会い

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彼はずっと窓の外を見つめている 何を考えているのだろうか? そして昼休み 私は一部の女子から一緒にお昼ご飯を食べようと言われたのでお弁当を持って女子達の所に向かう途中に彼とぶつかった 回想スタートの逆 「あの人、川口君って言うんだね」 「出水さん、絶対に彼とは関わらない方がいいよ」 「どうして?」 「何されるかわからないよ?」 「うーん、何もしないと思うけど…何か彼、哀しそうな目をしてたような…」 「川口君が哀しそうな目?ないない」 クラス全員が頷いている 「そう?」 「うん」 「でも何か川口君、かっこよくない?」 女子が皆、悩み始めた 「確かにイケメンだけど…」 「怖くて近寄り難いし…」 なるほど
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