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「あんたぁ、ちょいっとコッチ来んしゃい」
自室でエロゲしてたら、わいはオカンに呼び出しを食らった。
ウッセェ、クソババァ!!
今、わいは、猛烈に興奮しとんねん!!話かけんな!!
っつ言ってやりたかった。
「へーい、なーにオカン」
「あんたぁ、コッチ座んなさい」
イカン!?
コレはオカンの説教タイムの始まる前兆やないか!!
「オカン、若くなったぁ?」
「あらそう?やっぱり化粧水変えたの良かったんかなぁ?」
知らんがな。
まぁ、ワイはオカンをおだてて説教を回避しようとする。
化粧水変えたくらいで若返る訳あらへんやろ!!
我が親は単純よの~(笑)
「――って、そないな事話してる場合やなかった」
ちぃっ!!
気づきおったわ、妖怪みたいに勘の鋭いやっちゃ。
妖怪ババァめ!!
「お前ゲームばっかしてんと、学校行きなはれ」
「嫌じゃ」
だって~、二次元には100を超える嫁さんが待っとるし。
「あ~あ、学校行けばえらいべっぴんさんが居るって話やのに」
――ピクピク
「そんでもって、頭良い子に『キャー、カッコイイ』な~んて黄色い声援が待ってるのに」
――ピクピクピク
「下手すればハーレムだって夢やないのに~」
――キタコレ!!!!!
「オカン!!ワイ、学校行くわ!!」
ワイは…ッ!!
ワイはハーレム作ったるで!!
「待ってろやぁ、ワイの彼女たち~!!」
急いで学校の支度をした。
「ワテの息子ながら、なかなかのどアホやなぁ」
オカンがそう呟いてたのも知らんと…。
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