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「森谷……今謝れば、さっきのは聞かなかった事にしてあげても良いケド、どーする?」
理不尽な謝罪を要求される森谷、だけど彼女は美紀達などに屈しはしなかった!
「どーする? 数を頼りに徒党を組んで、陰湿な事しか出来ない卑怯な人に下げる頭はありません!?」
だけど……ワタシも佐藤達の事言えない。アイツらと同罪なんだ! 信楽木さんが意地悪をされていても、それがすぐに終わるとタカをくくっていた。自分はその事に知らん顔していて……直接何もやらなかったから良いと言う問題じゃない。
「森谷、アンタ本当にそれで良いんだな?」
美紀は反逆者に最後の通告を突き付ける。
「うん良いよ! それと佐藤さんと金魚のフン達……気取るのはあなた方のご勝手だけどね、みっともない事やっている自覚あるの?」
「良い子ぶりたい森谷さん--余計なお世話よ!」
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