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「お前のせいで、ああいう状況になったんだろうが」
「いやー、お前が顔を近付けてくるから、まさかお前にはあっちの趣味があるのかなぁと思っちまって。」
「俺達、幼稚園からの付き合いだぞ?」
そんなこんなで二人は、階段を上り、教室に向かって行く。
因みに、晃と章俊は同じクラスであり、席は窓際の一番後ろが晃で、その前が章俊で、特等席なのである。
ガラガラガラガラ
章俊が教室のスライドドアを開け、教室に入って行く。晃もそれに続き席に着席する。
「涼しぃ~」
教室には、クーラーが入っていて、坂道での疲れを一瞬で忘れさせてくれた。
晃は窓際なので、窓から日差しが差し込んでくるのだが、晃はカーテンを閉め、日差しを遮断する。
「あ!忘れてた。おい、晃。お前も買うだろ?」
「ん?あぁ、『SKILL=GAME』だろ。」
どうやら、晃も『SKILL=GAME』のことを知っていたようだ。
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