不思議の国の姉妹

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「どうなってるのかな?扉って…」 或栖は扉を見上げて言う。 「………開ける!」 有栖は10mくらい上にあるノブを指差した。 「いや、無理でしょ…有栖。」 「………できる。」 「へ?」 或栖が有栖を見ると…なんと有栖の体長が扉と同等くらいのサイズになっていた。 「えぇぇぇっ!?なんで3秒前と背格好が変わってるの!?」 「…そこに落ちてたパイを食べた。」 「………………とりあえずそこの扉を開けてね。」 或栖は絶句するしかなかった。
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