君との6年生①

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マラソン大会 僕が君より足が 遅いことくらい やる前から知っ ていた。 でも、君は僕の ペースに合わせ てくれた。 どうして? ねぇ、どうして? こんなに優しい 人と巡り会えた なんて… 驚きを隠せなかった し、内心、すごく 嬉しかったんだよ。 でも君がペースを 合わせてくれたのに 僕は君を抜かして しまった。 でも一緒に走れた だけで幸せだった。 もう一緒に走る事は ないと思うけど、 今度走るならば、 君を待ってあげたい。
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