3人が本棚に入れています
本棚に追加
マラソン大会
僕が君より足が
遅いことくらい
やる前から知っ
ていた。
でも、君は僕の
ペースに合わせ
てくれた。
どうして?
ねぇ、どうして?
こんなに優しい
人と巡り会えた
なんて…
驚きを隠せなかった
し、内心、すごく
嬉しかったんだよ。
でも君がペースを
合わせてくれたのに
僕は君を抜かして
しまった。
でも一緒に走れた
だけで幸せだった。
もう一緒に走る事は
ないと思うけど、
今度走るならば、
君を待ってあげたい。
最初のコメントを投稿しよう!