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《第62回伊勢崎家会議》
通称
(どうでも良い事をマジメに話し合う会)が開催された
ソラ「…って訳でありまして;」
訳を最初から説明しました
「「「「…………」」」」
黙り込む2組の双子達
シン「…っていう馬鹿げた夢を見たんだとさ」
ヒカリ「夢よね!?ソラがおかしくなったかと思ってお姉ちゃんビックリしちゃったわ」
ウミ「ついに狂ったかマダオ!(まるでダメなお兄ちゃん)」
リク「ソラ…夕飯まだ?」
ソラ「………………」
誰1人として、信じちゃいねぇ…
まぁ…分かってたよ
僕だって本気にしてる訳じゃないしね
双子達に精神科に連行されるのだけは回避したいし
ソラ「最初から信じてくれるなんて思ってませんよ~だ」
立ち上がってキッチンへ向かう
【ママ~夕飯まだ?】
【お兄ちゃん達が持ってきてくれるまで良い子で待っててね】
【お兄ちゃん達遅~い】
【パパお帰り~】
【ただいま~】
どこからか…家族の微笑ましい会話が聞こえる
聞こえてくるのは…戸棚の裏
ソラ「まさか…ね?」
半信半疑で戸棚を少しずらしてみる
そこにいたのは…黒く輝く彼ら
ソラ「あ…お邪魔しました」
【【【【いえいえ】】】】
速やかに戸棚を元の位置へ
ソラ「……………」
ヤバい…
本当の本当に動物(昆虫も含むらしい)の声が聞こえる;;
どうやら、こんな僕にたった1つの取り柄が出来たみたいです
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