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ロ「ユイ!ユイ~!」
ユ「んみゅ……お兄様…?」
僕がアルミトへ転生してから五年、つまり僕は五歳になった
ロ「おはようユイ!今日も可愛いぞ!!」
僕のお兄様のロイが朝、僕を起こしてギュッと抱き締め、グリグリしてくるのは首が座った頃からの日課だ
ユ「おはよ、お兄様☆」
ニコッと笑うと更に強く抱き締めてきて苦しんだけど、嫌じゃないからいいかなって思ってる
コンコン…
ガチャッ
?「おはようございます、ユイ様、ロイ様」
ユ「おはよ、クロウ」
部屋に入って来たのは、黒いスーツに長い手足、艶のある黒髪、黒目に整った容姿を持つ、僕のお世話役のクロウだ
クロウは実は闇狼っていう狼で、僕が三才の時に道で怪我をして倒れていたクロウをお家に連れてきたのがきっかけで僕になついてしまったらしい
クロウは、人形になれるので僕のお世話役になってくれたんだ☆
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