平和な生活

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歩いていたら声を掛けられた。 「おーい、しんちゃーん!」 こいつは高校での俺の友達、傘美間 零王(かさみま れお)だ。 何故か人の名前にちゃん付けをする。 「おーい、しんちゃん聞いてるー?」 「んんー?」 「今朝の新聞見たー?」 「いや。(どうせ俺は新聞なんて難しすぎて読めませんよ)」 「何かまた魔法界と武闘界がぶつかったらしいよー」 「へー」 そう。最近魔法界と武闘界の戦争が多いのだ。まぁ、化学界には関係ないけど。 「それがねー、何かここが今度戦場になるらしいよー」 「・・・・は?」 思いがけない言葉だった。
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