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「昨日はごめん!!」
出た。いきなり謝ってきた。
教室に入ってすぐに
小倉くんは謝ってきた。
私は、スルーして席に着いた。
クラスのみんなは機嫌がMAXに悪い私を見て、困り気味。
けど、そんなの気にしない。
早苗が話し聞いてきたから、昨日の事話したら、早苗はずっと
「羅夢だっさーい」
ってケラケラ笑ってばかり
授業中には、前から手紙を
回して来た小倉くん。
______________________________
マジわりぃ(;_;)
ごめんよー。許して
______________________________
と示されてあった。
私はその紙をグシャグシャにしてポイと捨てた。
すると、小倉くんの友達が
「早く、羅夢ちゃんの機嫌なおせよ!!」
「何やってんだよー」
と、小倉くんを責めてた。
別に私は、もう怒ってないし
許してる。
ただ、小倉くんをからかってる
だけ。
なんか、真剣に悩んでる小倉くんを見てて楽しかったから。
けど、いい加減可哀想だし
許してあげよう。
「ねぇ、小倉くん。雨でべちょ濡れになって体調崩したから、ポカリとか買ってきて、そんで、ドアぶつけられて、頭にたんこぶできたらから、冷えピタも買ってきて、そんでまたケーキもちゃんとおごってね。そしたら許したげる」
「やったぁー!!羅夢大好き」
そう言って、小倉くんは
私をぎゅーって抱きしめた
「はっ?!」
「ぎゃー、羅夢ちゃんから離れろー!!」
「小倉っち、大胆ー♥」
「俺も混ぜろー!」
みんな、ぎゃーぎゃーゆってる。
「じゃあ、ポカリ買ってくる!」
みんな、騒いでてうるさい。
けど、1番私の心臓が
バクバクいっててうるさかった。
こんな毎日ドキドキで
やってけるかな??
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